薬用酒と言えばご存知、400年の歴史、養命酒。工場は信州の駒ヶ根に1箇所のみ、9時30分~16時30分まで30分間隔で見学開始とのことで訪ねてみました。
工場は中央アルプスの麓、緑と清流が流れる自然園の中にあります。受付を済ませ、先ず10分程度のビデオを見た後、瓶詰包装ラインの見学に入ります。ラインへの渡り廊下からは左右に中央アルプス、南アルプスが見えます。当日はメンテナンスの日でラインは動いていませんでしたがガラス越しにラインを見学し、ビデオで説明を受けました。 クリーンルームでの作業員は女性10名程度でほとんど自動化されています。1日4万7千本、年間1千万本の生産量とのことです。見学して初めて知りましたが工場では養命酒だけではなく、ハーブのお酒「ハーブの恵み」や味醂、天然水も作っていました。見学後は試飲できますが、 ドライバーには天然水がお土産です。超軟水で美味しいです。
敷地内には古い蔵を移築した記念館があり、ショップ、カフェが併設されています。自然に囲まれたとてもおしゃれなカフェでお勧めです。蔵の中も紹介したいのですが工場総務の方のご意見もあり「来てからのお楽しみに」と言うことにしましょう。
工場見学というとちょっと硬い感じもしましたが、養命酒駒ヶ根工場はその名の通り、信州の自然に癒され、命を養う所でした。場所は中央自動車道駒ヶ根ICから10分程度、ICの近くには、しだれ桜、光苔、霊犬早太郎伝説のある光前寺もありますので、立ち寄られてはいかがでしょうか。
養命酒の消費期限は製造から未開封で4年、開封で1年とのことです。開封後は1年以内、キャップが回るうちに飲みましょう。