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飯田静かなる町 南信州飯田市散策から

掲載日/2012年8月
南信州 飯田市 元善光寺

 「人形劇のまち」と言われる南信州飯田市は、南北に広い長野県では中京、関西からの玄関口。笹屋ホテルのある千曲市は北信州ですから地図の上ではかなり離れていますが、長野自動車道を使えば笹屋ホテルからは2時間程度 。飯田ICから最初に元善光寺を尋ねました。

 善光寺のご本尊が最初に置かれたことから元善光寺と呼ばれるようになったと言われています。長野市の善光寺とは比べ物にならない位小さいですが静かでのんびり時間を過ごせる所、お戒壇巡りも気軽にできます。元善光寺から飯田市駅へ向かいました。

川本喜八郎人形美術館/入口

 他の市駅から比べればこじんまりしたJR飯田市駅、駅隣の市営駐車場に車を置き、観光会館で地図を貰い勧められた川本喜八郎人形美術館を訪ねました。地元で活動している人形芝居の今田人形、黒田人形は300年の歴史を重ね、1979年には「人形劇カーニバル飯田」が始まり、現在では「いいだ人形劇フェスタ」として例年8月上旬に市内120箇所でプロからアマチュアまで400ステージの公演があります。

 「人形劇のまち飯田」に感銘した人形美術家の故川本喜八郎氏は市に人形を寄贈、2007年川本喜八郎人形美術館がオープンし館長に就任しています。館内にはNHKで放送された人形劇 「三国志」や「平家物語」の人形が多数展示されていました。

美術館と駅の間にはりんご並木が

  美術館と駅の間にはりんご並木の通りがあります。南信州の飯田市は市田柿が有名ですがりんごも名産地でもあるとはちょっと意外で、広い長野県を知るには時間がかかりそうです。

それにしても飯田市駅前周辺は静かで綺麗です。 飯田城の城下町として碁盤の目のように整備された街並みや文化が大切に保存されていて南信州の小京都とも言われています。駅周辺が静かなのはどこも同じでやっぱり郊外にできたショッピングモールかなと思いましたが、それだけでは無いようです。頂いた市内散策マップにこんな詩がありました。この詩の歌碑は中心部のりんご並木に建立さてれいます。