最近は信州産のワインが海外からも高い評価を受けています。
降水量が少なく、1日の寒暖の差が大きい信州はワイン造りに最適な土地が多く巨峰やクルミで有名な東御市もそのひとつ。
平成20年11月に地域活性化ワイン特区に指定され、風土を生かした個性的なワイナリーがいくつか誕生しています。景観としての葡萄畑のシーズンは終わりですが一軒のワイナリー“Rue de vin（リュードヴァン）”さんを訪ねてみました。

　開墾や苗付けにはボランティアに手伝ってもらい5年を掛けて荒廃した農地を開墾し葡萄畑を増やしてきたそうです。
「良いワインを造るには適地、葡萄の出来だけではなく醸造家の腕です」とショップマスターに熱く語って頂きました。
皆さんの努力が美味しいワインを育てているのでしょう。「これは買わないと」と聞きましたら完売との事で、他に販売している酒屋さんを聞きましたがおそらく売切れでしょうね。

　信州と言えば林檎ですが近い将来、世界でも一流のワイン王国にもなっているかもしれません。ワインに詳しい訳ではありませんが、来年こそと思いつつアルプスも見える葡萄畑を見下ろしました。